オステオパシーとは
1874年にアメリカ合衆国のA.T.スティルによって発表された医学体系です．日本ではまだ医療としては認められていませんが、アメリカでは医療として認められており国家資格となっています．Doctor of Osteopathyと言い医師免許と同等の資格のため診断・外科手術・投薬といった医療行為が認められています．
特徴としては西洋医学が症状に対して治療を行うのに対し、オステオパシーでは症状のみではなく全身から症状の原因を探して治療を行います．
オステオパシーには様々なテクニック（手技）が存在しますが、当院ではメカニカルリンクというテストと手技を用いて施術いたします．
メカニカルリンクについて
メカニカルリンクは1970年代にフランスで開発された問題を特定し治療を行う方法です．筋肉や関節だけでなく、骨そのものや内蔵、血管、神経といった様々な組織を検査して問題を特定します．
検査で抽出した問題点に対しての治療に関しては、”リコイル”というテクニックを使用します．”リコイル”は問題のある組織に対してわずかな衝撃を与えることで組織に変化を起こします．とても軽微な衝撃なのでリスクが低く、想像以上に大きな効果を与えることができます．
当院の施術の流れ
問診
初回の検査施術前に問診票及び同意書にご記入・サインを頂きます．その後問診表をもとに現在の症状やこれまでの怪我や手術歴などについて詳しくお聞きします．
わからないことや施術についての不安等がありましたら遠慮なくご質問下さい．
検査
全身の400箇所以上のポイントを検査して問題点を見つけ出します．検査するポイントは骨や関節だけでなく、骨や内蔵、血管、神経など多岐にわたります．全てのポイントの検査が終わったら出てきた問題点を比較していき、1番の問題を特定します．
リコイル
治療には”リコイル”という手技を用います．リコイルはとてもソフトで繊細な衝撃を問題のある部位に与えることで問題をクリアにします．強く揉むようなマッサージや関節を「ボキッ！」っと鳴らすような治療法とは違い、痛みのある部位にも施術ができたり、リスクが非常に少なかったりと様々なメリットがあります．
